04851-170808 USB-Cのメリットと盲点
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MacBook Proを使い始めて以来、USB-Cのメリットを痛感しています。2年間、MacBookでもUSB-Cを使ってきましたが、やはりポートが1つなMacBookと4つあるMacBook Proとではその使い方が本質的に異なってくるようです。
MacBookでは単に、電源ケーブルを挿すポートでした。他のUSB-C機器を使う時には電源ケーブルを抜きます。一方MacBook Proでは、電源ケーブルを挿したままでもあと3つポートがある。
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キャンプ中、MacBook ProからUSB-CケーブルでiPhone 7 Plusと10.5-inch iPad Proを接続して充電していても、さらに1つ、ポートが空いています。カメラのSDカードから読み込むSDカードリーダを挿すとか、RICOH THETA SやSONY FDR-X3000Rなど、microUSB充電の機器を充電しつつ、カメラ内の画像や映像をMacBook Proに読み込めます。ICレコーダの音声ファイルを読み込むのもまた然り。 以前はiPhone/iPadに付属するUSB接続の電源アダプタを複数持参していましたが、今回はMacBook Pro用の電源アダプタ1個のみ。すべての機器をMacBook ProのUSB-Cポートから充電できるからです。コンセントに電源アダプタを挿して個別に電源を取る必要がないので、コンセントを分岐するテーブルタップも不要。荷物が大幅に減りました。
さらに、MacBook Proの大容量バッテリを携行しているのは、要するに大容量のモバイルバッテリを持ち歩いているのと同じ。実際、外でiPhone/iPadなどの充電が必要になっても、MacBook Proから充電すればOK。縦型のリュックにMacBook Proを入れている場合、USB-Cポートが上部にありますから、そのままケーブルを挿して、移動中などにも充電可能。便利です。
「すべてのモバイル機器がUSB-Cになぁれ」と願いたい。そしたらUSB-Cケーブルを数本(あるいは最悪でも1本)持っているだけで、すべてを充電できます。
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ただし盲点が一つ。ケーブルの両端でコネクタの形状が同じなのは、使い勝手がいい反面、複数のケーブルが併存している状況で、上りと下りの見分けがつかない。キャンプ中、MacBook Proを所定の場所に置いて、何本もあるUSB-Cケーブルのうち電源アダプタから伸びているはずの1本を挿し、食事を終えてMacBook Proを見たら、充電されていないどころか、充電残量が減っている。確認すると、そのケーブルは、iPad Proに挿さっていました。つまり、MacBook Proを充電したかったのに、iPad Proに給電してしまい、MacBook Proのバッテリは減っていたのです。
今後はよく確認する必要があると思いましたが、同時に間違いをなくす工夫も必要。電源ケーブルとして使っている長いケーブルの端子の樹脂部分にシールを貼って見分けがつくようにします。
〈写真はすべてSIGMA sd Quattro H + 12-24mm F4 DG HSM〉
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